【距離の決め方】24時間マラソンは誰が何を基準に決める?
毎年距離が変わる理由は、チャリティーマラソンが一般的な陸上競技のように、全員が同じ距離を走る大会ではないからです。
走行距離を考える際には、主に次のような要素が関係します。
1. ランナーの年齢・体力
長時間の運動に耐えられるか、健康面に問題がないかなどを考慮する要素です。
2. 練習量と走力
本番までの練習期間、長距離走の経験、トレーニングの進捗などが関係します。
3. 気温・天候・安全対策
夏場の暑さや身体への負担、道路状況などを考慮する必要があります。
4. 放送時間と企画内容
ゴール予定時刻や募金企画、リレーなど、その年の番組構成も関係します。
実際、2018年にみやぞんさんがトライアスロンへ挑戦した際、日本テレビは暑さや安全対策、ランナーの体力を考慮して独自のルールを設定したと説明しています。
2025年の横山裕さんについても、日本テレビの公式インタビューでは、101km以上を目標とすることを想定した厳しいコースでの練習が紹介されました。距離を決めて終わりではなく、本番に向けた準備も重要な要素になっています。
距離は最初から決まっているのか?
すべての年で同じタイミングに発表されるわけではありません。
2022年の兼近大樹さんの場合、日本テレビはスタート当日の8月27日に100kmへの挑戦を発表しました。発表まで距離を明かしていなかったことも報道されています。
つまり、ランナー決定時点で距離が一般公開されているとは限りません。練習や番組の準備を経て、放送当日に発表するケースもあります。
なお、年齢や体力によって機械的に距離を割り当てる公式計算式が公開されているわけではありません。過去の記録から「男性なら100km」「女性なら80km」といった一律の基準を導くこともできません。
【コースの実態】マラソンルートや距離が非公開になる理由
24時間テレビのマラソンについて、もう一つ多く検索されるのが「コースはどこなのか」「なぜスタート地点が分からないのか」という疑問です。
ここでは、距離の非公開とコースの非公開を区別する必要があります。
コースを事前に公開しないのは安全上の理由
2022年、日刊スポーツは日本テレビが兼近さんの走行ルートを安全上の都合で非公開にしていると報じました。
一般の道路を使用する長距離企画では、沿道の観客や応援する人々の集中、交通への影響、ランナーの安全確保などが問題になります。ルートが事前に広く知られることで、走行環境が変わる可能性もあります。
したがって、コースを非公開にすること自体は、特別に不自然な対応ではありません。
コースが分からないことと、走行距離が分からないことは別
視聴者が混同しやすいのは、この2つです。
- 走行距離:ランナーが何km走るかという数字
- 走行コース:どの道路を通り、どこからスタートするかという経路
走行距離は放送当日に発表される場合がありますが、具体的な道路や経路は安全上の理由で非公開とされることがあります。
また、コースが非公開だからといって、実際の走行距離まで不明というわけではありません。番組中継やゴール後の報道で、距離が明らかになる年もあります。
24時間テレビのマラソンは本当に24時間走り続けるのか
番組名から24時間ずっと走り続けると想像する人もいますが、実際には休憩を取りながらゴールを目指す企画です。
2026年の星野さんも、8月29日午後8時53分にスタートし、翌30日午後8時42分にゴールしました。途中には休憩時間があり、日刊スポーツは昼の休憩後に膝が動かなくなったという本人の振り返りも伝えています。
また、走ることだけが競技の目的ではありません。募金への参加を呼び掛け、視聴者とチャリティーの目的を共有する番組企画としての側面があります。
そのため、単純に平均時速や走行時間だけでランナーの実力を評価するのは適切ではありません。距離、休憩、天候、コース、企画形式を合わせて見る必要があります。
【24時間マラソン何キロ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:24時間テレビのマラソンは基本的に何キロ走りますか?
A1:単独ランナーの場合は80~100km前後が一つの目安ですが、毎年固定ではありません。2025年の横山裕さんは105km、2024年のやす子さんは81km、2026年の星野真里さんは80kmと報じられています。
Q2:2026年の星野真里さんは70kmと75.1kmのどちらを走ったのですか?
A2:75.1kmはゴール前の途中経過としてスポーツ報知が報じた数字です。ORICON NEWSは完走距離を70kmと伝えていますが、日刊スポーツやスポニチアネックスなどは80km完走と報じています。複数の主要報道を比較すると、最終距離は80kmとする情報がより整合的です。
Q3:24時間テレビのマラソンで最も長い距離を走ったのは誰ですか?
A3:番組関連企画全体では1995年の間寛平さんによる約600kmが最長記録です。ただし、これは7日間にわたる特別企画です。24時間枠の単独マラソンでは、1993年の間寛平さんによる200kmが代表的な最長記録です。
まとめ:24時間マラソンの距離は毎年違う!数字の意味を見極めよう
24時間テレビのチャリティーマラソンは、毎年同じ距離を走る企画ではありません。ランナーの体力や練習状況、安全面、番組のテーマなどによって距離や形式が変わります。
2026年の星野真里さんについては、70km、75.1km、80kmという数字が検索結果に登場しますが、それぞれの意味を区別することが大切です。70kmはORICON NEWSの完走距離報道、75.1kmは途中経過、80kmは日刊スポーツなどが伝えた完走距離です。
直近3年間を振り返っても、2024年のやす子さんが81km、2025年の横山裕さんが105km、2026年の星野真里さんが80kmと、距離には幅があります。
さらに歴代を振り返ると、間寛平さんの600kmという7日間の特別企画から、徳光和夫さんの63.2kmまで、実にさまざまな挑戦がありました。
今後の24時間テレビでも、単純な走行距離だけでなく、誰が、どんな目的で、どのような形式で走るのかに注目すると、チャリティーマラソンの本当の姿が見えてきます。
距離の数字だけで判断せず、公式発表・途中経過・完走後の報道を分けて確認すること。 これが、24時間テレビのマラソン情報を正しく理解するためのポイントです。
主な取材・確認資料
日本テレビ『24時間テレビ』公式サイト・番組ヒストリー、日刊スポーツ、ORICON NEWS、スポニチアネックス、スポーツ報知、マイナビニュース、WEBザテレビジョンの各報道・掲載資料。
(出典: 24 時間 マラソン 何 キロ(Yahoo!ニュース))