【2026年最新】MINISOの日本店舗一覧は?現在の常設店を調査
最初に押さえておきたいのは、MINISOが日本市場から完全に姿を消したわけではないという点だ。2026年には日本法人が新たに設立され、公式サイトも開設されている。一方、旧店舗のように日常的に買い物ができる国内常設店については、公式サイト上で営業中の店舗住所を確認できない。
MINISO JAPANの公式サイトには「店舗イメージ」「グローバル展開」のページがあるが、日本国内の常設店舗一覧は掲載されていない。グローバル展開ページでは海外店舗を紹介しているものの、日本の営業店舗は確認できない状況だ。
また、公式サイトの会社概要に記載されている東京都港区新橋の住所は、MINISO LAND JAPAN株式会社の所在地であり、一般客向けのショップではない。オフィス住所を実店舗と勘違いしないよう注意したい。
国内での購入状況
- MINISOの旧常設店:すべて閉店済み。
- 新しい常設店:公式に営業を確認できる国内店舗一覧はなし。
- 表参道ヒルズ店:2026年10月5日に営業終了。
- 日本公式サイト:ブランド情報、商品情報、イベント情報などを掲載。
- TOP TOY:池袋をはじめ国内に複数の実店舗がある。ただしMINISOとは別ブランド。
公式の商品一覧ページも、現在は掲載商品が0件となっている。したがって、公式サイトを訪問すればそのまま日本国内でMINISOの商品を購入できる、という状態ではない。
【閉店経緯】MINISOはなぜ日本から撤退した?過去の店舗を時系列で整理
MINISOの日本進出は2014年。最初の出店先として注目を集めたのが東京・池袋だった。
2014年8月29日付のJ-CASTトレンドは、池袋駅西口から徒歩約5分の場所にあった店舗を取材している。店内にはポーチ、ヘアアクセサリー、家電小物などが並び、当時はダイソーや無印良品と比較されることも多かった。
その後、高田馬場の旗艦店をはじめ、原宿や渋谷、地方のショッピングモールにも出店。2020年10月時点では、FASHIONSNAPの報道により国内5店舗の営業が確認されている。
MINISO日本店舗の主な変遷
出典:MINISO公式ブランドストーリー、FASHIONSNAP、J-CASTトレンド、東洋経済オンライン、MINISO LAND JAPAN株式会社の発表。
過去に存在した主な日本店舗
東京エリア
- 池袋店
- 高田馬場店(東京早稲田旗艦店)
- 原宿店
- 渋谷店
地方・郊外エリア
- イオンモールいわき小名浜店
- イオンモール名取店
- イオンモール幕張新都心店
- イオンモール津田沼店
- 川越店
これらは過去の出店先であり、2026年現在の営業店舗ではない。特に池袋や渋谷は後述するTOP TOYの出店先とも重なるため、古い店舗情報を現在の営業情報と混同しないことが大切だ。
MINISOが日本から撤退した理由は何だったのか
気になるのが、なぜ世界的に店舗を増やしているMINISOが日本では店舗網を維持できなかったのか、という点だ。
まず、国内全店の閉店理由を個別に説明したMINISOの公式声明は確認できない。そのため、「日本で売れなかったから撤退した」「中国での反日問題が原因だった」といった単一の理由に結び付けるのは正確ではない。
参考になるのが、MINISOグループが米国証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書だ。同社は一般的な店舗閉鎖の要因として、次のような事情を挙げている。
- 賃貸契約の満了
- 店舗賃料の上昇
- ショッピングモールのレイアウト変更
- 店舗の採算悪化
- 現地の運営パートナーや販売代理店による閉店
同報告書では、海外事業についても新型コロナウイルス感染症の影響による営業制限や来店客数の減少、店舗網の拡大ペースの鈍化が説明されている。ただし、これはグループ全体の経営環境についての説明であり、日本の旧店舗がこれらの理由ですべて閉店したと断定する資料ではない。
東洋経済オンラインの2026年3月の経済分析記事も、MINISOがコロナ禍の数年間に苦戦したことを取り上げている。急速な海外出店を進めていた企業にとって、各国のロックダウンや行動制限は大きな経営上の負担だった。
さらに注目したいのは、2022年に中国国内で発生したブランドイメージを巡る問題だ。MINISOは過去に日本企業のような印象を与えるロゴや広告表現を使っていたことを認め、謝罪して「脱日本化」を進めた。
しかし、国内の旧店舗網は2021年ごろまでに閉店している。したがって、2022年の中国国内の批判が日本店舗の閉店を直接引き起こしたという説明は、時系列から見ても成立しない。
閉店の本質は、海外展開の急拡大と現地小売事業の採算・運営条件が常に一致するわけではないという問題にある。 世界で成功しているブランドでも、すべての国で同じ店舗戦略が通用するとは限らない。
【再上陸の真相】MINISO LAND JAPAN設立とLISA×MINISOの全貌
日本でMINISOが再び動き始めたことを示す大きな出来事が、2026年5月のMINISO LAND JAPAN株式会社の設立だ。
同社の公式会社概要によると、代表取締役は升村紀章氏、専務取締役は山崎羽氏。資本金は3,000万円で、本社所在地は東京都港区新橋1丁目14-8となっている。
一方、グループ本社は中国・広州市に置かれている。つまり、日本で新たな運営体制が整備されたことと、MINISOが中国発の企業であることは両立する。
2026年のLISA×MINISOポップアップ
日本再始動を象徴するイベントとなったのが、世界的アーティストLISAとのコラボレーションショップだ。
MINISO LAND JAPAN株式会社は2026年9月1日、表参道ヒルズでの期間限定イベントを正式発表。9月11日から10月5日までの25日間、「LISA × MINISO POP UP STORE」を開催した。
会場は表参道ヒルズ本館B3Fのスペース オー。LISAの「ALTEREGO Collection」を中心に、フィギュア、ぬいぐるみ、キーホルダー、アクセサリー、バッグ、ファッションアイテム、ライフスタイル雑貨などを販売した。
開催概要と注目ポイント
LISA × MINISO POP UP STORE
2026年・期間限定開催
会場
表参道ヒルズ 本館B3F
イベントスペース
スペース オー
9月11日~17日
11:00~21:00
9月18日~10月5日
11:00~20:00
アクセス
表参道駅A2出口から徒歩約2分
主催者発表に基づく開催情報。
イベントでは、商品販売だけでなく、LISAの世界観を体験できるフォトスポットや購入金額に応じた限定ノベルティも用意された。
また、会期中にはSNS投稿キャンペーンも実施。公式ハッシュタグ「#LISAポップアップ」「#MINISOJAPAN」を付けて投稿し、会場スタッフに画面を見せることで、LISAグッズが当たる抽選に参加できる企画だった。
当初は混雑緩和のためオープン初期に事前予約制が導入されたが、9月18日発表の案内では予約なしでの入場も可能になった。
ポップアップ開催は常設店の復活を意味する?
ここが今回の再上陸で最も誤解されやすい部分だ。
表参道ヒルズのイベントは、MINISOが日本で販売活動を再開したことを示す重要な実績である。しかし、会期終了後も同じ場所で営業を続けるという発表ではない。
2026年10月29日現在、公式サイトに掲載されている同イベントのステータスも「イベント終了」となっている。今後の常設店出店については、別途グランドオープンや店舗所在地の公式発表を待つ必要がある。
【TOP TOYとの違い】池袋で買える中国発ブランドはMINISOなのか?
MINISOの日本店舗を探している人が、池袋で見つける可能性が高いのが「TOP TOY(トップトイ)」だ。
TOP TOYはMINISOグループが展開するコレクティブルトイブランド。日本では2025年8月30日に池袋サンシャインシティで1号店をグランドオープンした。
同じ企業グループに属するブランドであるため関係は深いが、MINISOとTOP TOYは別ブランドだ。TOP TOYの店舗をMINISOの復活店舗として数えることはできない。
MINISOとTOP TOYを比較
MINISO
ライフスタイル雑貨ブランド
- 日用品
- 文房具
- バッグ
- コスメ
- 家庭用品
- キャラクター雑貨
TOP TOY
コレクティブルトイブランド
- ブラインドボックス
- フィギュア
- ぬいぐるみ
- ブロックトイ
- ドール
- オリジナルIP商品
MINISOは日常生活に使う雑貨を幅広く取り扱う業態。一方、TOP TOYはキャラクターやコレクション性の高い商品を中心に構成されている。
TOP TOY公式サイトでも、ブラインドボックス、フィギュア、ぬいぐるみ、ブロックトイ、ドール、自社キャラクター商品を主要カテゴリーとして紹介している。
TOP TOYの日本店舗はどこにある?
2026年10月29日時点で、TOP TOYの公式店舗情報には、東京を中心に複数の店舗が掲載されている。
東京エリアの主な店舗
- 池袋サンシャインシティアルパ店:東京都豊島区東池袋3-1-1、アルパ2階。営業時間10:00~20:00。
- 新宿マルイアネックス店:東京都新宿区新宿3-1-26、1階。
- 渋谷モディ店:東京都渋谷区神南1-21-3、3階。
- ラフォーレ原宿店:東京都渋谷区神宮前1-11-6、3階。
- 北千住マルイ店:東京都足立区千住3-92、5階。
- 町田モディ店:東京都町田市原町田6-2-6、4階。
このほか、千葉のイオンモール幕張新都心店や、愛知、石川、大阪などにも店舗がある。調布PARCOでは2026年11月8日までの期間限定ショップも掲載されている。
池袋店は東京メトロ有楽町線の東池袋駅から徒歩約3分、JRなどの池袋駅東口から徒歩約8分。営業時間や出店状況は変更される場合があるため、訪問前に施設情報も確認しておきたい。
なお、TOP TOYはMINISOの代わりに日用品全般を購入する店舗ではない。キャラクターグッズやブラインドボックスを探している人には便利だが、MINISOの生活雑貨を求めている人は商品ジャンルの違いを理解しておく必要がある。
【ブランドの正体】MINISOはどこの国?創業者と世界の店舗展開
MINISOを日本のブランドだと思っている人は少なくない。日本語のブランド名や過去の店舗デザイン、初期の広告表現がその印象を強めていたためだ。
しかし、MINISOは日本企業ではなく、中国・広州発祥のライフスタイルブランドである。
創業者は中国の実業家・葉国富氏
MINISOの創業者として公式に紹介されているのは、
MINISOの公式ブランドストーリーによると、2013年11月に広州市内のショッピングセンターで第1号店をオープン。その後、2015年から海外展開を開始した。
葉国富氏はMINISO Groupの取締役会長兼CEOを務めている。米国証券取引委員会への提出資料や企業の投資家向け情報でも、同氏は創業者として記載されている。
なぜ日本のブランドと誤解されていたのか
MINISOは初期の海外展開において、日本風のロゴやデザイン、日本人デザイナーを前面に出したブランド戦略を採用していた。
東洋経済オンラインの2026年3月の記事によると、同社は2017年ごろまで公式サイトなどで日本企業のような印象を与える表現を使用していた。2022年には中国国内で批判が広がり、MINISOは過去のブランドポジショニングやマーケティングを誤りだったと認め、謝罪した。
この経緯から、MINISOを日本発祥の雑貨チェーンと認識するのは正確ではない。現在の公式ブランド説明でも、中国・広州に本社を置く企業として紹介されている。
海外では8,500店舗以上を展開
日本で常設店舗が確認できない一方、世界市場でのMINISOは大規模な店舗網を維持している。
MINISO公式サイト掲載のグローバル展開規模
世界の店舗数
展開する国・地域
MINISO公式サイト掲載値。
さらに、MINISO Groupが2026年8月28日に公表した2026年6月末時点の決算資料では、グループ全体の店舗数は8,674店舗だった。
- MINISOブランド:8,309店舗
- TOP TOYブランド:365店舗
- MINISOの中国本土店舗:4,665店舗
- MINISOの海外店舗:3,644店舗
ここで注目したいのは、MINISO本体だけでなくTOP TOYも成長していることだ。グループは生活雑貨だけでなく、キャラクターやコレクタブルトイの市場にも事業を広げている。
海外店舗はニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ロンドン、ドバイ、シドニーなどの主要都市にも展開。日本市場での常設店再開が実現すれば、こうしたグローバル戦略の中でどのような店舗形態を採用するのかも注目される。
【プロの結論】MINISOの日本再上陸をどう見るべきか
2026年の動きを整理すると、MINISOは日本市場に再び取り組むための体制を整え、表参道ヒルズで大型コラボイベントを実施した段階にある。
一方、常設店舗の全国展開や、池袋・渋谷など旧店舗跡地への再出店は、現段階で公式に確認できていない。
今回の動きから読み取れるのは、MINISOが日本市場への接点を再構築しようとしていることだ。とりわけLISAとのコラボは、従来の日用品中心の販売だけではなく、キャラクターやアーティストのファン層を取り込む体験型の店舗戦略とも結び付いている。
今後の再出店を判断する際には、次の3点に注目したい。
1. 期間限定イベントから常設店に移行するか
ポップアップの開催実績だけでは、継続的な店舗運営の計画までは判断できない。新店舗の所在地、開業日、営業時間が公式に発表されるかが最初の判断材料になる。
2. 日本独自の販売・運営体制を整えるか
MINISO LAND JAPAN株式会社の設立は、日本での事業体制を整えたという意味で重要だ。今後、店舗運営や商品供給、顧客サポートがどのように展開されるかが焦点となる。
3. MINISOとTOP TOYのブランドを混同しない
TOP TOYの店舗拡大はグループ全体の日本展開を考えるうえで重要な動きだが、MINISO本体の常設店数とは別に扱う必要がある。
日用品を幅広く探したい人にはMINISOの常設店復活が待たれる。一方、ブラインドボックスやフィギュア、キャラクターぬいぐるみが目的なら、現在営業しているTOP TOYを利用する選択肢がある。
【miniso 日本店舗】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、MINISOの日本店舗はどこにありますか?
A1:2026年10月29日時点で、営業中の国内常設店として公式に確認できる店舗はありません。2026年9月11日から10月5日までは表参道ヒルズで期間限定ショップが開催されましたが、現在は終了しています。
Q2:MINISOは日本から完全撤退したのですか?
A2:旧店舗網は2021年ごろまでに閉店しましたが、2026年にはMINISO LAND JAPAN株式会社が設立され、公式サイトや日本向けイベントが展開されています。したがって、ブランド活動まで完全に終了したわけではありません。
Q3:LISA×MINISOのポップアップはいつまで開催されていましたか?
A3:2026年9月11日から10月5日まで、表参道ヒルズ本館B3Fのスペース オーで開催されました。フィギュア、ぬいぐるみ、ファッション雑貨などを販売し、フォトスポットや限定ノベルティも用意されました。
Q4:池袋のTOP TOYはMINISOと同じ店舗ですか?
A4:違います。両ブランドはMINISOグループに属しますが、MINISOは生活雑貨を幅広く扱い、TOP TOYはフィギュアやブラインドボックスなどのコレクタブルトイを中心に扱っています。池袋店はTOP TOYの日本1号店です。
Q5:MINISOは日本の会社ですか?
A5:いいえ。2013年に中国・広州で誕生したブランドです。創業者は葉国富氏で、MINISO Groupの本社も中国・広州市にあります。
まとめ:MINISOの日本常設店復活は今後の公式発表に注目
MINISOの日本店舗を巡る状況は、過去の撤退から2026年の再始動へと変化している。
2014年に池袋や高田馬場から日本進出を始め、渋谷や原宿、地方の商業施設にも店舗を広げたMINISO。しかし、2021年ごろまでに旧店舗網は消滅した。
その後、2026年5月にはMINISO LAND JAPAN株式会社が設立され、9月にはLISAとのコラボレーションによる表参道ヒルズのポップアップを開催。日本市場で再びブランド活動を始めたことは明確だ。
ただし、2026年10月29日現在、MINISO本体の国内常設店舗の復活は確認できていない。 表参道ヒルズのイベントも終了している。
池袋で中国発のキャラクターグッズを探すならTOP TOYが選択肢になるが、MINISOとは別ブランドである。今後は日本法人からの新店舗発表やイベント情報を確認し、期間限定ショップと常設店舗を区別しておくことが、買い物で失敗しないためのポイントだ。
世界112の国と地域で8,500店舗以上を展開するMINISOが、日本で再びどのような店舗を構えるのか。次の焦点は、イベントの成功を継続的な店舗展開につなげられるかどうかにある。 (出典: miniso 日本 店舗(Yahoo!ニュース))