【2025年改修履歴】南大塚ビルはどこまでリニューアルされた?
築年数だけを見ると古さが気になる南大塚ビルですが、過去には複数回の改修が行われています。
オフィスターなどの物件情報を確認すると、主な改修履歴は次のとおりです。
| 時期 | 改修内容 | 情報の位置づけ |
|---|---|---|
| 2017年9月 | エントランス改修・外壁リニューアル | 改修済み |
| 2018年1月 | 共用部リニューアル | 改修済み |
| 2025年1月 | 共用部・トイレ・給湯関連の改修 | リニューアル済みとの掲載 |
| 2025年11月 | 共用部・トイレ・LED照明など | 別の募集情報では改修予定と記載 |
特に注目したいのが2025年の改修です。
オフィスターの2026年10月更新ページには、2025年1月の改修情報が掲載されています。一方、東京ベストオフィスの物件情報には、2025年11月の共用部・トイレ・給湯室・LED照明などのリニューアル予定が記載されています。
両者は改修時期の記載が異なります。別々の工事を指している可能性もあるため、改修の対象範囲や完了日については管理会社への確認が必要です。
内覧時に確認したい改修ポイント
改修履歴がある建物でも、貸室内の状態まで一律に新しくなっているわけではありません。
内覧では次の部分を重点的に確認しましょう。
- エントランスや廊下の床・壁の仕上がり
- 男女別トイレの設備と清掃状態
- 給湯室の水回りや換気設備
- LED照明の設置範囲
- 空調機器の製造年と交換履歴
- エレベーターの点検・更新履歴
共用部が改修されていても、貸室内の空調や電気設備が古い場合は、入居後に追加費用が発生する可能性があります。
改修済みという言葉だけで判断せず、工事範囲と貸室の現状を分けて評価することが大切です。
【混同注意】南大塚ビルとONEST南大塚ビルは別の建物
南大塚ビルを調べる際、特に注意したいのが「ONEST南大塚ビル」との混同です。
名称に同じ「南大塚」が含まれていますが、所在地も建物の仕様も異なります。
南大塚ビル
東京都豊島区南大塚2丁目
- 1988年11月竣工
- SRC造
- 地下1階・地上8階
- 新耐震基準
- エレベーター2基
ONEST南大塚ビル
東京都豊島区南大塚2丁目
- 1991年4月竣工
- RC造
- 地下2階・地上12階
- 延床面積5,724.39㎡
- 旧称はMSB-21南大塚ビル
ONEST南大塚ビルの名称変更の経緯
ONEST南大塚ビルには、名称に関する重要な経緯があります。
2022年2月、旧名称の「MSB-21南大塚ビル」から「ONEST南大塚ビル」へ名称が変更されました。
この変更は、入居企業の東和科学株式会社が2022年4月に発行した取引先向け通知でも確認できます。通知には、所在地が東京都豊島区南大塚2丁目37-5であることも記載されています。
さらに、2025年9月30日にはOneリート投資法人がONEST南大塚ビルの譲渡を発表しました。
公表資料によると、主な内容は次のとおりです。
- 譲渡予定日:2026年1月30日
- 譲渡予定価格:41億円
- 譲渡先:株式会社グローバル・リンク・マネジメント
- 建築時期:1991年4月
- 構造:RC造、地下2階・地上12階
投資法人の資料では、築年数の経過に伴う資本的支出の増加見込みなどが売却理由として説明されています。
また、2026年現在、東京都建設局の公式ページでは、南大塚2丁目37-5の建物を「RENEX Otsuka(旧:ONEST南大塚ビル)」と表記しています。つまり、ONESTという名称も現在の建物名称としては旧称になっています。
ここで押さえておきたいのは、南大塚ビル(2-26-15)とRENEX Otsuka(旧ONEST南大塚ビル、2-37-5)は、住所の異なる独立した建物であるという点です。
物件検索や内見予約では、ビル名だけでなく住所と物件番号まで照合すると、別物件への問い合わせを防げます。
【テナント・入居情報】南大塚ビルにはどのような施設が入っている?
南大塚ビルは、一般的なオフィス用途だけでなく、複数の事業用途が見られる建物です。
2026年8月に受け付けられたハローワークの求人情報では、2階の所在地として「大空と大地のなーさりぃ第一南大塚園」が掲載されています。事業者は株式会社キッズコーポレーションです。
また、同社の第二南大塚園についても、南大塚ビル3階を就業場所とする求人情報が公開されていました。
2026年3月更新の民間テナント情報には、ほかにも次のような入居情報が掲載されています。
- 株式会社アイヴィジット
- 通販のユーコーのコールセンター
- 東電タウンプランニング株式会社
- 大空と大地のなーさりぃ
- ミニストップ南大塚2丁目店
ただし、これは民間サイトによる特定時点のテナント情報です。現在の全入居企業を保証する公式名簿ではありません。
入居企業が確認すべきポイント
複数の事業用途がある建物では、同じフロア面積でも業務内容によって必要な条件が異なります。
例えば、来客が多い企業ならエントランスやエレベーターの混雑状況、コールセンターなら通信環境や空調、保育施設に近いフロアなら音や動線の状況が検討材料になります。
また、テナントの入れ替わりによって共用部の利用状況も変化します。
現在の入居状況を調べる場合は、古いテナント一覧だけに頼らず、管理会社にフロア別の入居状況を問い合わせる方法が確実です。
【契約前の重要チェック】南大塚ビルが向いている企業・注意したい企業
南大塚ビルを賃貸オフィスとして評価する場合、立地や建物スペックだけでなく、契約条件と業務内容の相性を見る必要があります。
向いている企業
1. 山手線と丸ノ内線の両方を利用したい企業
大塚駅と新大塚駅の2駅を利用できるため、池袋方面や都心方面へ移動する企業に適しています。
2. まとまった広さのオフィスを探している企業
過去の募集区画では、約137坪のフロアも確認できます。部署を集約したい企業や、一定の従業員数を抱える事業所にとって検討しやすい規模です。
3. 24時間利用できるオフィスを探している企業
機械警備や24時間使用可能という設備情報があり、通常の営業時間に縛られない勤務体制を検討する企業にも選択肢となります。
慎重に検討したい企業
一方、次のような企業は契約前の確認が欠かせません。
- 築浅ビルと同等の最新設備を求める企業
- 非常用電源の貸室供給が必須の企業
- 駐車場の確保を最優先する企業
- 小規模な10~20坪程度の区画を探している企業
- 1階区画を純粋な事務所用途で利用したい企業
特にオフィスターの物件情報では、非常用電源の貸室供給について「無」とされています。サーバーや重要機器を常時稼働させる企業は、停電対策を別途検討する必要があります。
契約前に確認すべき7項目
内見・契約チェックリスト
{@body const items = ["希望する業種・用途で貸室を利用できるか","募集面積と実際の有効面積・平面図が一致するか","空調・電気容量・OAフロアの仕様は十分か","エレベーターや機械警備の利用条件はどうなっているか","非常用電源や通信回線の対応状況はどうか","改修履歴・修繕記録・耐震関係書類を確認できるか","保証金・礼金・原状回復・解約予告の条件は適切か"]}
{@body const [checked,setChecked] = DIL.useState()}
{checked.length} / {items.length} 項目確認済み
{#each items as item,i}
{/each}
この7項目を確認することで、入居後に発生する設備追加費用や契約上のトラブルを減らせます。
【南大塚ビル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:南大塚ビルの住所はどこですか?
A1:東京都豊島区南大塚2丁目26-15です。ONEST南大塚ビル(現・RENEX Otsuka、南大塚2丁目37-5)とは別の建物です。
Q2:南大塚ビルの最寄り駅と徒歩時間は?
A2:東京メトロ丸ノ内線の新大塚駅から徒歩約3~4分、JR山手線の大塚駅から徒歩約5~6分です。都電荒川線の大塚駅前駅も徒歩約4~5分で利用できます。
Q3:南大塚ビルの竣工年と耐震基準は?
A3:1988年11月竣工で、SRC造、地下1階・地上8階建てです。不動産情報では新耐震基準適合とされています。
Q4:2026年の南大塚ビルの空室はありますか?
A4:2026年10月の仲介情報では、1階67.60坪の募集が掲載されています。入居予定は2027年1月です。ただし、掲載状況は仲介会社によって異なるため、申込み前に最新情報を確認してください。
Q5:南大塚ビルの賃料と坪単価はいくらですか?
A5:1階の募集例では、月額169万円、坪単価25,000円です。共益費込み・税別で、保証金は12か月分と掲載されています。
Q6:南大塚ビルはリニューアルされていますか?
A6:2017年のエントランス・外壁改修、2018年の共用部改修に加え、2025年のリニューアル情報もあります。改修の具体的な対象範囲や実施日については、管理会社に確認してください。
Q7:南大塚ビルとONEST南大塚ビルは同じ建物ですか?
A7:別の建物です。南大塚ビルは2-26-15、ONEST南大塚ビルは2-37-5にあります。後者は旧MSB-21南大塚ビルで、東京都の現在の表記はRENEX Otsukaです。
まとめ:南大塚ビルは立地・広さ・設備を総合評価して選ぶ
南大塚ビルは、東京都豊島区南大塚2丁目26-15に位置する、1988年11月竣工のSRC造オフィスビルです。
新大塚駅から徒歩約3~4分、大塚駅から徒歩約5~6分という交通利便性に加え、エレベーター2基、個別空調、機械警備、男女別トイレなどを備えています。
2025年のリニューアル情報もあり、築年数だけでは判断できない魅力があります。
2026年の募集情報では、1階67.60坪の区画が月額169万円、坪単価25,000円(税別・共益費込み)で掲載され、2027年1月の入居が予定されています。ただし、これは店舗用途の募集情報であり、一般的なオフィス区画とは条件が異なります。
物件選びで特に重要なのは、次の3点です。
1. 立地: 大塚駅と新大塚駅の両方を使える交通利便性。
2. 建物: 新耐震基準、SRC造、改修履歴、設備の実際の状態。
3. 契約: 募集用途、坪単価、保証金、原状回復、解約条件。
さらに、ONEST南大塚ビルとの住所の違いや、2026年の名称変更情報も押さえておけば、物件検索時の取り違えを防げます。
【プロの結論】
南大塚ビルを評価する際は、単純に築37年以上という数字だけで判断するのではなく、駅からの距離、フロア面積、改修内容、設備の更新状況、契約総額を一体で考えることが重要です。
特に、2026年の募集情報にある1階区画は、月額賃料だけでなく保証金や用途制限まで含めて費用対効果を判断する必要があります。
交通アクセスと一定規模の床面積を重視する企業にとって、検討価値のある物件です。最終的には、最新の募集条件と現地内覧を照合し、自社の業務に適した区画かどうかを見極めてください。 (出典: 南 大塚 ビル(Yahoo!ニュース))