音羽山部屋の現在は?2026年最新の所属力士・鶴竜親方の経歴と育成方針を徹底解説
2026年現在、音羽山部屋は第71代横綱・鶴竜力三郎が師匠を務める、日本相撲協会所属の相撲部屋です。東京都墨田区向島を拠点とし、2026年11月場所の番付では、大関・霧島と十両・竜鳳をはじめとする11人の力士が所属しています。元横綱が自らの経験を生かして次世代を育てる部屋として、相撲ファンからも関心を集めています。
音羽山部屋が誕生した経緯には、鶴竜の現役引退後の歩みや陸奥部屋からの独立、2025年の部屋開きなど、いくつかの節目があります。さらに、公式サイトでは個性を尊重する育成方針や新弟子募集、稽古見学に関する情報も公開されています。ここでは、日本相撲協会と部屋の公式情報、報道各社の取材内容をもとに、2026年10月30日時点の最新状況を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 部屋の現在:2026年11月場所の番付では11人が所属し、大関・霧島と十両・竜鳳の2人が関取として活躍。
- 創設の経緯:第71代横綱・鶴竜が2023年12月に独立と新設の承認を受け、2024年に墨田区向島で部屋を設立。2025年6月に部屋開きを実施。
- 育成方針:伝統と厳しい稽古を大切にしながら、力士一人ひとりの個性を尊重し、人間的な成長も重視している。
【2026年最新】音羽山部屋は現在どんな相撲部屋?所在地と所属状況
音羽山部屋は、東京都墨田区向島2丁目17番11号に所在する相撲部屋です。日本相撲協会の公式部屋紹介にも掲載されており、師匠は第71代横綱・鶴竜こと音羽山力三郎です。
相撲部屋の一門別分類では時津風一門に位置づけられています。時津風一門の他部屋との連合稽古にも参加しており、部屋単独での育成だけでなく、他の部屋との交流を通じた実戦的な稽古環境も持っています。
2026年10月30日時点で確認できる11月場所の番付では、所属力士は11人。幕内の大関から序二段まで、複数の番付に力士が在籍しています。
特に注目したいのは、現役時代に横綱として活躍した師匠のもとに、現在の大関・霧島が所属していることです。さらに、十両にも竜鳳が名を連ねており、上位で戦う関取と将来を期待される若手が同じ部屋で稽古に励んでいます。
なお、音羽山部屋には年寄・陸奥一博も所属しています。現役時代に大関・霧島として活躍した人物であり、現在の力士である大関・霧島鐵力とは別人です。この点は、部屋の所属者を調べる際に混同しやすい部分です。
部屋の基本情報は次のとおりです。
- 部屋名:音羽山部屋
- 師匠:音羽山力三郎(元第71代横綱・鶴竜)
- 所在地:東京都墨田区向島2-17-11
- 所属:日本相撲協会
- 一門:時津風一門
- 2026年11月場所の所属力士:11人
- 関取:大関・霧島、十両・竜鳳
公式サイトのアクセス情報によると、押上駅から徒歩約15分、本所吾妻橋駅から徒歩約12分です。東京スカイツリーにも近い墨田区向島に位置し、江戸から続く相撲文化と縁の深い地域に新しい相撲部屋を構えています。
【鶴竜力三郎の経歴】モンゴルから来日した青年が第71代横綱になるまで
音羽山部屋を理解するうえで欠かせないのが、師匠である鶴竜力三郎の経歴です。
鶴竜の本名はマンガラジャラブ・アナンダ。1985年8月10日、モンゴルのスフバートルで生まれました。身長186センチ、体重154キロという体格で知られ、現役時代の得意技は右四つと下手投げでした。
音羽山部屋公式サイトの本人挨拶によると、鶴竜は2001年に体重わずか65キロで故郷モンゴルを離れ、単身日本へ渡りました。相撲の世界に飛び込み、約20年間にわたって土俵に立ち続けた経験が、現在の指導者としての原点になっています。
日本相撲協会の公式プロフィールから確認できる主な経歴は次のとおりです。
- 2001年11月:初土俵。
- 2005年11月:新十両。
- 2006年11月:新入幕。
- 2009年5月:新三役。
- 2012年5月:大関昇進。
- 2014年5月:第71代横綱に昇進。
- 2021年3月:現役引退。
鶴竜の特徴は、力任せに相手を押し込むだけではなく、相手の動きを見極めて勝機をつかむ技術にありました。右四つからの攻めや下手投げなど、相手の体勢を崩して勝負を決める相撲が持ち味です。
日本相撲協会の公式記録による生涯戦歴は、785勝497敗231休(115場所)。幕内優勝6回、殊勲賞2回、技能賞7回という実績を残しました。
特に技能賞7回という数字は、鶴竜の相撲が技術面で高く評価されていたことを示しています。横綱としての実績だけでなく、相手の動きを読む力や取組の組み立て方も、後進の指導に生かせる大きな財産です。
2021年3月場所を最後に現役を引退した後は、年寄・鶴竜として陸奥部屋の部屋付親方となり、後進の指導に携わりました。その後、音羽山の年寄名跡を継承し、現在は音羽山力三郎として部屋を率いています。
現役時代の鶴竜を知るファンにとっては、横綱としての強さだけでなく、その技術や経験がどのように弟子たちへ受け継がれていくのかも、音羽山部屋を応援する大きな楽しみです。
【設立の経緯】2023年の独立承認から2025年の部屋開きまで
音羽山部屋の設立は、鶴竜が現役引退後に指導者として歩み始めたことから動き出しました。
最初の重要な節目は2023年12月27日です。この日、日本相撲協会は理事会を開き、鶴竜の年寄・音羽山襲名と、陸奥部屋からの独立、音羽山部屋の新設を承認しました。
協会の公式発表には、新設場所として東京都墨田区向島2丁目17番11号が記載されています。また、独立に伴う転属者として、年寄・音羽山、力士の鋼と竹内、床山の床鶴が公表されました。
その後、2024年には部屋の設立が進み、同年4月には陸奥部屋の先代の定年に伴って霧島らが移籍しました。そして、2025年6月22日には東京都墨田区で正式な部屋開きが行われています。
設立時期について、2023年、2024年、2025年という複数の年が登場するのは、このようにそれぞれ異なる節目を指しているためです。
| 時期 | 出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 2001年11月 | 鶴竜が初土俵 | モンゴルから来日し、力士としての歩みを開始。 |
| 2021年3月 | 鶴竜が現役引退 | 年寄として後進の指導に進む。 |
| 2023年12月27日 | 日本相撲協会が音羽山襲名と部屋新設を承認 | 陸奥部屋からの独立が正式に認められる。 |
| 2024年 | 墨田区向島に音羽山部屋を設立 | 公式サイトが設立の時期として紹介。 |
| 2025年4月 | 霧島らが移籍 | 陸奥部屋の先代の定年に伴う所属変更。 |
| 2025年6月22日 | 部屋開き | 墨田区で新しい部屋の門出を迎える。 |
| 2026年11月場所 | 11人が番付に掲載 | 大関・霧島と十両・竜鳳を中心に活動。 |
2025年6月22日の部屋開きは、音羽山部屋にとって象徴的な出来事でした。デイリースポーツの報道によると、この日、音羽山親方は弟子たちについて、単に強いだけでなく、人としても成長し、周囲から愛され尊敬される力士に育てたいという考えを語っています。
単に新しい看板を掲げるだけではなく、師匠自身が経験した相撲部屋での生活や学びを、次の世代へ伝えるための独立だったことがうかがえます。
【所属力士一覧】2026年11月場所の番付と注目力士
音羽山部屋の所属力士を調べる際に最も参考になるのが、日本相撲協会の公式部屋紹介です。2026年11月場所の番付に基づく掲載内容では、力士は合計11人です。
現在の所属力士と番付は以下のとおりです。
- 東大関:霧島 鐵力(きりしま)
- 西十両十四枚目:竜鳳 和真(りゅうほう)
- 東幕下十五枚目:光星竜(こうせいりゅう)
- 東幕下三十七枚目:象竜(しょうりゅう)
- 東幕下四十枚目:鶴英山(かくえいざん)
- 西序二段五枚目:鶴峰(かくほう)
- 西序二段七枚目:鶴翔(かくしょう)
- 東序二段三十七枚目:白竜(はくりゅう)
- 東序二段六十七枚目:瀬戸ノ竜(せとのりゅう)
- 東序二段八十二枚目:讃岐竜(さぬきりゅう)
- 西序二段九十二枚目:鋼(はがね)
この一覧から見えてくるのは、音羽山部屋が幕内上位の力士だけで構成されているわけではなく、幕下や序二段にも複数の力士を抱えていることです。関取の活躍と若手の育成を並行して進める、比較的規模のコンパクトな部屋といえます。
注目力士1:大関・霧島鐵力
部屋の中心的存在が大関・霧島です。本名はビャンブチュルン・ハグワスレン。モンゴル出身で、以前のしこ名は霧馬山でした。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、霧島は幕内優勝3回を記録しています。2026年5月場所から大関に復帰し、11月場所でも東大関として番付に名を連ねています。
元横綱の鶴竜から指導を受ける立場にある霧島は、音羽山部屋の現在の競技力を象徴する存在です。大関として安定した成績を残し、さらに上の地位を目指せるかが大きな注目点になります。
注目力士2:十両・竜鳳和真
もう一人の関取が竜鳳です。2026年11月場所では西十両十四枚目に位置しています。
幕下以下の力士にとって、十両への昇進は関取になるための大きな目標です。竜鳳が十両の土俵でどのような成績を残し、上位を目指していくかは、部屋の今後を占う重要なポイントです。
注目力士3:幕下上位の光星竜
光星竜は東幕下十五枚目。十両昇進を狙う幕下上位の位置に入っています。
関取の人数を増やすには、現在の大関や十両力士が活躍するだけでは不十分です。幕下以下から次の関取候補が育ってくることが、部屋の長期的な発展につながります。
2026年の音羽山部屋を見る際には、霧島と竜鳳の成績だけでなく、光星竜をはじめとする幕下以下の力士の番付上昇にも注目したいところです。
【育成方針と稽古風景】鶴竜親方が重視する個性と人間的成長
音羽山部屋の特徴として見逃せないのが、公式サイトに掲載されている育成方針です。
新弟子募集のページでは、厳しい稽古を基本としながらも、力士それぞれの個性を見つけ、伸ばしていく指導を心がけていると説明しています。指導者の考えを一方的に押し付けたり、暴力で抑圧したりする指導はしないという姿勢も明示されています。
また、相撲経験や体力に自信がない若者に対しても、体力に合わせて基礎から丁寧に指導する方針を掲げています。
これは、現役時代に技術派横綱として活躍した鶴竜ならではの考え方とも重なります。相撲には体格や筋力だけではなく、立ち合い、重心、相手との距離、攻めるタイミングなど、個人の特徴を生かせる技術が数多く存在します。
全員に同じ型を押し付けるのではなく、それぞれの長所を見極めて伸ばすことは、力士としての成長を考えるうえで合理的なアプローチです。
部屋開きで語られた「オンとオフ」の考え方
2025年6月22日の部屋開きでは、音羽山親方が弟子との関係についても説明しました。
デイリースポーツの報道によると、親方は稽古ではライバル意識を持って切磋琢磨する一方、厳しいのは稽古の時間だけとし、普段は家族や兄弟のように過ごせる環境を目指す考えを示しました。
相撲部屋は、力士が生活の多くを過ごす場所です。競技力を高めるための厳しさと、日常生活で安心して過ごせる環境の両立は、長く競技を続けるうえでも大切な要素になります。
2026年の稽古風景にも表れる指導力
2026年5月5日には、両国国技館内の相撲教習所で時津風一門の連合稽古が行われました。
スポニチの報道によると、音羽山部屋の大関・霧島は、伊勢ノ海部屋の藤ノ川や追手風部屋の大栄翔らと17番の申し合いを行い、15勝2敗という内容を残しました。
その稽古を見守っていた音羽山親方は、霧島の状態を評価しながら、相撲を落ち着いて取るよう助言していました。
このエピソードから分かるのは、親方が単に過去の横綱としての実績を持つだけでなく、現在も弟子の稽古を見て、実戦的な助言を行っていることです。
また、他部屋との連合稽古は、普段の部屋内での稽古では得られない相手との取組を経験できる機会でもあります。相手の体格や取り口が変わることで、力士は自分の課題を見つけやすくなります。
音羽山部屋の育成方針は、厳しい稽古を避けるものではありません。むしろ、稽古の質を高めながら、個性や人間性も大切にする考え方です。
【プロの結論】音羽山部屋の今後を左右する3つの注目ポイント
2026年の音羽山部屋を評価する際には、元横綱が師匠を務めているという話題性だけで判断するのは十分ではありません。部屋としての成長を測るには、競技面、育成面、組織面の3つを分けて見る必要があります。
1.大関・霧島が部屋の競技力を支えられるか
まず重要なのは、霧島が大関として安定した成績を残せるかです。大関は幕内でも上位に位置する重要な地位であり、優勝争いに加わる力士がいることは部屋全体の存在感にもつながります。
霧島が上位で戦い続けることは、後輩にとっても高い水準の相撲を身近に学べる環境になります。
2.十両・竜鳳と幕下以下の力士が続けて成長できるか
次に注目したいのは、竜鳳の十両での成績と、幕下上位にいる光星竜の今後です。
一人の有力力士に依存する部屋では、引退や成績不振によって競技面の存在感が大きく変わる可能性があります。複数の力士が関取として活躍できる体制を整えることが、長期的な安定につながります。
音羽山部屋には、幕下や序二段にも力士が所属しています。こうした若手が一段ずつ番付を上げていく過程こそ、部屋の育成力を判断する材料になります。
3.鶴竜の技術と指導方針を次世代に継承できるか
3つ目は、師匠の経験がどのような形で弟子たちの相撲に反映されるかです。
鶴竜は生涯785勝を記録し、技能賞を7回受賞した元横綱です。現役時代に培った技術や勝負勘を、弟子の個性に合わせて伝えられることは、音羽山部屋ならではの強みになります。
一方、指導者としての評価は、師匠自身の実績だけでは決まりません。複数の弟子が関取へ成長し、安定して活躍できるかという長期的な結果が問われます。
2026年は、霧島が大関として在籍し、竜鳳も十両に位置する段階です。部屋の理念が競技成績や若手の成長にどのように結びついていくかを見極めるうえで、今後の重要な時期に入っています。
音羽山部屋を応援するなら、幕内の勝敗だけでなく、幕下以下の力士の昇進や、部屋全体の所属力士の変化にも目を向けると、より深く大相撲を楽しめます。
【音羽山部屋】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:音羽山部屋はいつ設立されましたか?
A1:日本相撲協会が音羽山の襲名と部屋の新設を承認したのは2023年12月27日です。音羽山部屋公式サイトでは2024年に墨田区向島で設立したと紹介されており、正式な部屋開きは2025年6月22日に行われました。
Q2:音羽山部屋の師匠は誰ですか?
A2:第71代横綱・鶴竜力三郎です。本名はマンガラジャラブ・アナンダで、現在は年寄・音羽山力三郎として部屋を率いています。
Q3:2026年現在、音羽山部屋には何人の力士がいますか?
A3:2026年11月場所の番付では11人です。大関・霧島、十両・竜鳳をはじめ、幕下と序二段の力士が所属しています。
Q4:音羽山部屋はどこの一門ですか?
A4:時津風一門です。時津風一門の連合稽古にも参加しており、他部屋との交流を通じた稽古も行っています。
Q5:音羽山部屋の稽古は見学できますか?
A5:音羽山部屋の公式サイトでは、新弟子募集の案内に見学も歓迎する旨が掲載されています。ただし、稽古日時や受け入れ条件などは事前に部屋へ問い合わせて確認するのが確実です。
Q6:音羽山部屋の公式サイトでは何が確認できますか?
A6:所属力士や師匠の紹介、アクセス、後援会の案内、新弟子募集、本場所成績などを確認できます。最新の所属状況や番付については、日本相撲協会の公式部屋紹介と併せて確認すると便利です。
まとめ:音羽山部屋は鶴竜の経験を次世代へつなぐ新しい相撲部屋
音羽山部屋は、第71代横綱・鶴竜が現役引退後に指導者として歩み、2023年12月の独立承認を経て誕生した相撲部屋です。2024年に墨田区向島で設立され、2025年6月22日に部屋開きを行いました。
2026年10月30日時点では、11月場所の番付に11人の力士が掲載されています。大関・霧島と十両・竜鳳という2人の関取を中心に、幕下や序二段の若手力士も日々成長を目指しています。
師匠の鶴竜は、生涯戦歴785勝497敗231休、幕内優勝6回という実績を持つ元横綱です。その経験を生かし、厳しい稽古と個性を尊重する指導を両立させようとしている点が、音羽山部屋の大きな特徴です。
今後の注目点は、霧島の大関としての活躍、竜鳳の十両での成長、そして幕下以下から新たな関取が生まれるかどうかです。
音羽山部屋は、横綱を育てた師匠の実績だけを見る場所ではありません。鶴竜が身につけた技術や相撲への姿勢が、次の世代にどのように受け継がれていくのか。その過程を追うことこそ、2026年以降の音羽山部屋を応援する最大の醍醐味です。
主な確認資料: 日本相撲協会公式サイト、音羽山部屋公式サイト、デイリースポーツ、スポニチアネックス、スポーツナビ。
(出典: 音羽 山 部屋(Yahoo!ニュース))