イトーヨーカドーネットスーパー撤退の真相は?2026年のONIGO料金と配達エリアを徹底解説
イトーヨーカドーのネットスーパーは、2025年2月12日をもって従来型サービスの営業を終了しました。しかし、これはイトーヨーカドーの商品を自宅に届けてもらうサービスが完全になくなったという意味ではありません。現在は宅配サービス企業のONIGO(オニゴー)と連携し、「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」として新たな配送体制に移行しています。
撤退の背景には、ネットスーパー事業の収益化の難しさがありました。セブン&アイ・ホールディングスの2024年度中間決算では、事業撤退に関連して458億7700万円という大規模な特別損失を計上しています。さらに、2023年に稼働した新横浜の大型物流センターも、従来の事業モデルを見直す過程で大きな転換点となりました。
2026年10月現在、ONIGOとの新サービスはどこで利用できるのか。送料はいくらなのか。イオンネットスーパーと比べて便利なのか。この記事では、撤退までの経緯から現在の配達エリア、料金、注文方法、口コミ・評判まで、利用者が知っておきたい情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 営業終了:従来型のイトーヨーカドーネットスーパーは2025年2月12日に営業終了。地域によって終了時期には違いがあった。
- 撤退理由:収益化の見通しが立たず、458億7700万円の特別損失を計上。新横浜センターを含む従来の物流モデルも転換された。
- 2026年の現状:ONIGOとの連携による宅配サービスは継続中。送料は490円・330円・無料の段階制で、住所によって利用可否が異なる。
【2025年2月12日】イトーヨーカドーネットスーパーはなぜ営業終了したのか?
イトーヨーカドーがネットスーパー事業からの撤退を発表したのは、2024年10月10日です。セブン&アイ・ホールディングスの2024年度第2四半期決算発表に合わせて明らかになりました。
翌10月11日には、イトーヨーカ堂が利用者向けに正式なお知らせを公表。従来型ネットスーパーは2025年2月12日(水)をもって営業終了すると発表しました。
ただし、全地域で一律に2月12日まで注文できたわけではありません。公式のお知らせでは、居住地域によって終了時期が異なり、終了の約2か月前を目安に個別案内すると説明されていました。
撤退の最大の理由は収益化の難しさ
撤退の直接的な理由は、ネットスーパー事業の収益化について見通しが立たなかったことです。
ネットスーパーは、注文を受けて商品を集め、検品・梱包し、指定場所まで配送する必要があります。実店舗での販売とは異なり、商品の販売価格に加えて、ピッキング作業、人件費、システム運営費、配送費などが発生します。
注文数が増えれば売上高は伸びますが、配送効率が悪ければ利益は残りません。少量注文が多い場合や配送先が広範囲に分散する場合には、配送コストが収益を圧迫します。
流通業界の報道によると、イトーヨーカ堂のネットスーパー事業は2024年2月期に291億円の売上高を計上していました。しかし、一定の売上規模があっても、持続的に利益を確保できる事業構造には至っていなかったのです。
458億7700万円の特別損失とは何だったのか
今回の撤退で特に注目されたのが、458億7700万円という特別損失です。
セブン&アイの2024年10月10日付決算説明資料では、2024年度中間期の「関係会社事業関連損失」として458億円が計上され、その主な要因はイトーヨーカドーネットスーパーの事業撤退に伴う損失と説明されています。
この数字は、ネットスーパーの売上高でも、利用者に請求された金額でもありません。事業撤退に伴って会計上認識された損失です。また、グループ全体の特別損失すべてがネットスーパーに由来するわけでもありません。
重要なのは、セブン&アイが撤退を単なるサービス終了ではなく、採算の取れない事業構造を整理する経営判断として位置付けていたことです。決算説明資料でも、撤退によって営業損失を解消し、スーパーストア事業の利益改善につなげる方針が示されました。
【撤退までの経緯】新横浜物流センターからONIGOへの転換
イトーヨーカドーのネットスーパー事業は、2001年に始まりました。店舗で販売している食品や日用品をインターネットで注文し、自宅まで届ける仕組みは、子育て世帯や高齢者、仕事で買い物の時間を確保しにくい人たちに利用されてきました。
その後、事業拡大を目指して進められたのが、大型物流センターを活用する配送モデルです。
新横浜センターに期待された役割
セブン&アイは2021年7月、新横浜にネットスーパー専用の大型センターを開設する計画を発表しました。当初の計画では、約36,456平方メートルの賃貸面積を確保し、2023年春の稼働を目指していました。
このセンターは、近隣のイトーヨーカドー約30店舗の配送エリアに加え、センターから約30キロ圏内まで配送対象を広げる構想でした。近くに店舗がない地域にも商品を届けられるようにする狙いがありました。
実際に新横浜センターは2023年夏に稼働しました。しかし、事業を拡大するための大型設備投資は、同時に固定費や減価償却費の負担を抱えることにもなります。
流通業界の取材報道では、センター型への移行によって配送能力が増えた一方、惣菜や寿司などの取扱商品に制約が生じたこと、アプリの使い勝手や決済手段に改善要望があったことなども課題として紹介されています。
配送能力だけを高めても、利用者が求める品ぞろえや使いやすさ、採算性を同時に実現できなければ、事業として成立しませんでした。
撤退から新サービス開始までの時系列
| 時期 | 出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 2001年 | ネットスーパー開始 | 店舗の商品を自宅へ届けるサービスを展開 |
| 2021年7月 | 新横浜大型センター計画を発表 | 配送エリアと物流能力の拡大を目指す |
| 2023年夏 | 新横浜センター稼働 | センター型ネットスーパーの本格展開 |
| 2024年10月10日 | ネットスーパー事業撤退を発表 | 収益化の見通しが立たず、458億7700万円の特別損失を計上 |
| 2024年10月11日 | 利用者向け営業終了告知 | 2025年2月12日の営業終了を案内 |
| 2024年11月27日 | ONIGOとの資本業務提携に基本合意 | 商品調達力と配送システムを組み合わせる方針 |
| 2025年2月12日 | 従来型サービス営業終了 | 地域ごとの終了スケジュールに沿って移行 |
| 2025年2月14日 | 新サービスを93店舗で開始 | イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGOへ刷新 |
| 2026年10月 | ONIGOとの連携を継続 | 公式配達エリア情報では11都府県を掲載 |
注目したいのは、従来型サービスの終了からわずか2日後の2025年2月14日に、新しい「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」が93店舗でスタートしたことです。
つまり、イトーヨーカドーは宅配そのものを捨てたのではありません。自社中心で構築していた従来のネットスーパー運営から、専門事業者と連携する方式へと転換したのです。
【2026年最新】イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGOの配達エリア・送料
2026年10月現在、イトーヨーカドーの商品を宅配で購入する方法として利用できるのが、ONIGOとの連携サービスです。
ONIGOは、提携するスーパーマーケットの商品をインターネットやスマートフォンアプリから注文し、自宅へ配送するサービスを運営しています。
イトーヨーカ堂は自社の店舗運営や商品調達のノウハウを提供し、ONIGOは注文システムや配送の仕組みを担います。従来のネットスーパーと同じように生鮮食品や日用品を注文できる一方、配送スピードを重視した設計になっています。
ONIGOの配達エリアは11都府県
ONIGO公式の配達エリア一覧には、次の11都府県が掲載されています。
- 関東:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県
- 中部・甲信:愛知県、岐阜県、静岡県、山梨県
- 関西:大阪府、兵庫県
ただし、ここで注意したいのが、都府県全域で利用できるわけではないという点です。
実際の配達範囲は、配送を担当する店舗や拠点によって決まります。同じ市内でも住所によって対象外になる可能性があります。
ONIGO公式サイトでは、郵便番号7桁を入力して配達エリアを検索できます。都道府県名だけで利用できると判断せず、必ず自宅の郵便番号で確認してください。
ONIGOの送料・手数料はいくら?
2026年10月時点で公開されているONIGO公式FAQの基本料金は次のとおりです。
- 商品代金12,000円以上:送料無料
- 商品代金6,000円以上12,000円未満:送料330円
- 商品代金6,000円未満:送料490円
さらに、送料とは別に注文金額に応じた手数料が設定されています。
- 商品代金7,000円以上:手数料無料
- 商品代金6,000円以上7,000円未満:110円
- 商品代金5,000円以上6,000円未満:220円
- 商品代金5,000円未満:440円
また、優先配達を選択すると、別途220円が加算されます。配達時間帯によって送料が割引される場合もあります。
実際にいくらかかるのか、具体例で確認してみましょう。
- 4,500円の注文:送料490円+手数料440円=合計930円の追加負担
- 6,500円の注文:送料330円+手数料110円=合計440円の追加負担
- 8,000円の注文:送料330円+手数料0円=合計330円の追加負担
- 12,000円の注文:送料0円+手数料0円=追加負担なし
いずれも基本料金を前提とした計算で、優先配達や時間帯による割引などは含めていません。
ここで見落としやすいのが、送料が無料でも商品価格まで店頭と同じとは限らないことです。ONIGO公式FAQでは、提携店舗の店頭価格とONIGOの販売価格が異なる場合があり、ONIGOではデリバリー価格で販売すると説明されています。
2024年12月の提携発表では、主要約2,000品目について店頭とほぼ同じ価格で提供する方針も示されました。しかし、すべての商品が店頭価格と一致するという意味ではありません。
注文前には送料だけでなく、商品ごとの価格と最終的な決済金額を確認することが大切です。
【使い方ガイド】ONIGOでイトーヨーカドーの商品を注文する方法
新しいサービスは、ONIGOのスマートフォンアプリまたはWebサイトから利用できます。従来型ネットスーパーとは注文画面やアカウントの仕組みが異なるため、初めて利用する場合は次の手順で進めます。
STEP1:配達エリアを確認する
まずONIGOの公式サイトまたはアプリを開き、自宅の郵便番号を入力します。
配達対象地域であれば、利用可能な提携店舗が表示されます。イトーヨーカドーの店舗が表示されるかどうかも確認しましょう。
STEP2:会員登録と住所設定
利用には会員登録が必要です。氏名、電話番号、メールアドレスなどの必要事項を登録し、SMS認証などを済ませます。
その後、商品を受け取る住所を設定します。住所が配達エリア外の場合は、現時点では注文できません。ONIGO公式FAQでは、配送エリア外の住所を登録して、将来対象地域になった際にメールで知らせてもらう方法も案内されています。
STEP3:イトーヨーカドーの商品を選ぶ
利用可能な店舗からイトーヨーカドーを選択し、商品をカートに追加します。
取り扱い商品は、野菜、果物、精肉、鮮魚、牛乳、卵、惣菜、寿司、冷凍食品、飲料、日用品などです。ただし、店舗や地域によって品ぞろえが異なります。
また、欠品時の対応を商品ごとに設定できます。スタッフに代替商品を選んでもらう方法と、欠品商品の代金を返金してもらう方法があります。代替品の価格は注文時の商品と異なる場合があるため、気になる場合は返金を選択するのも一つの方法です。
STEP4:配送時間と支払い方法を選択
カート画面から配送時間を選びます。注文時間や混雑状況に応じて選択可能な時間帯が表示される仕組みです。
支払い方法は、公式FAQによるとクレジットカード、Apple Pay、Google Pay、デビットカード、プリペイドカード、現金などに対応しています。ただし、一部の決済方法は利用できない場合があります。
現金決済の場合は、注文ごとに100円の決済代行手数料が発生します。
最終確認画面で商品代金、送料、手数料、配送オプションを確認して注文を確定します。なお、ONIGO公式FAQでは、支払い完了後の注文キャンセルは受け付けていないと案内されています。確定前の確認は慎重に行いましょう。
配達時間は最短40分?
ONIGOとの新サービスは、注文からの配送スピードも特徴です。
提携発表時に示された配送時間は、通常配送で最短70分、優先配達を利用した場合は最短40分でした。優先配達には220円の追加料金が設定されています。
ただし、40分は最短の目安であり、必ずその時間で届くという保証ではありません。注文状況、交通事情、天候、店舗の混雑などによって実際の到着時間は変わります。
【口コミ・評判】イトーヨーカドー by ONIGOは本当に便利なのか?
新サービスの評価を考えるうえでは、従来型ネットスーパーと比較して、どのような利便性が増えたのかを確認する必要があります。
良い口コミで注目されるポイント
App Storeに掲載されている利用者レビューには、次のような肯定的な評価が見られます。
- 当日注文でも商品を受け取れる利便性
- 冷凍品や生鮮食品の梱包に対する安心感
- 重い飲料や日用品を自宅まで届けてもらえる便利さ
- キャッシュレス決済に対応している点
2025年6月の「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」のレビューには、商品の取り扱いや梱包への配慮を評価する投稿もありました。
特に、仕事帰りに買い物をする時間がない人や、飲料・米など重い商品を運ぶ負担を減らしたい人にとって、当日配送は大きなメリットです。
悪い口コミ・気になる評判
一方、利用者のレビューには改善を求める声もあります。
- アプリの動作や決済画面の操作性に関する不満
- 店頭価格より商品が高く感じられること
- 送料と手数料を合わせると割高になること
- 注文した商品の欠品や代替商品の選定に関する不満
- 希望する配送時間帯が選択できない場合があること
App Storeに掲載された2026年のレビューには、アプリの動作が改善されたと評価する一方、商品価格や追加費用への不満を示す投稿も確認できます。
こうしたレビューは個々の利用者の体験であり、すべての注文に当てはまるわけではありません。しかし、配送スピードだけでなく、商品価格や注文画面の分かりやすさもサービスの満足度を左右することが分かります。
イオンネットスーパーと比較するとどちらがお得?
イトーヨーカドーの従来型サービスが終了した後、代替候補として検討されることが多いのがイオンネットスーパーです。
両サービスは、注文から配送までの仕組みや料金体系に違いがあります。
イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGOは、当日配送や短時間での受け取りを重視したサービスです。最短40分の優先配達や、1時間単位の配送枠が特徴です。
一方、イオンネットスーパーは、郵便番号から担当店舗が決まり、その店舗から商品が配送される仕組みです。配送料は店舗や配送エリアによって異なり、全国一律の料金ではありません。
イオン公式FAQでは、ログイン後の受け取り日時設定画面で配送料を確認できるほか、店舗受け取りのPickUp!サービスも案内されています。対象店舗であれば、店舗受け取りは送料・手数料無料です。
それぞれの特徴を踏まえると、次のように選ぶとよいでしょう。
ONIGOが向いている人
- 今日必要な食品をできるだけ早く受け取りたい人
- イトーヨーカドーの商品を日常的に利用している人
- 米や飲料など重い商品を自宅まで届けてほしい人
- 注文ごとに送料を確認し、利便性を優先できる人
イオンネットスーパーが向いている人
- 自宅周辺に担当店舗があり、配送枠を予約して買い物したい人
- 定期的にまとめ買いをする人
- 店舗受け取りを利用して送料を抑えたい人
- WAON POINTなどのポイントサービスも活用したい人
どちらが安いかは、商品価格、注文金額、配送条件によって変わります。ONIGOは送料が12,000円以上で無料になる一方、イオンは担当店舗によって送料が異なります。単純に基本送料だけを比べるのではなく、実際の買い物かごに入れた商品の合計金額で判断するのが合理的です。
【代替サービス】ONIGOが使えない地域では何を利用すればいい?
ONIGOの配達エリアは拡大していますが、2026年10月現在も、すべての地域をカバーしているわけではありません。
従来型ネットスーパーを利用していた人が、サービス終了後に買い物先を探す場合は、複数の宅配サービスを比較することが重要です。
1. イオンネットスーパー
全国に店舗網を持つイオンのネットスーパーは、ONIGOの対象外地域で検討したい代替候補です。郵便番号を入力すると担当店舗や配送条件を確認できます。
配送料は地域・店舗によって異なるため、登録前に確認しましょう。
2. コープ・生協の宅配
コープや生協の宅配は、毎週決まった曜日に食品や日用品を届けてもらうスタイルが中心です。
ONIGOのように注文後すぐ届くサービスではありませんが、計画的に食材を購入したい家庭や、定期的にまとめ買いをしたい人には選択肢になります。
3. Amazonフレッシュなどの食品宅配
Amazonフレッシュなどの食品宅配サービスも、対応エリア内であれば代替候補になります。生鮮食品や日用品をまとめて購入できる点が特徴です。
ただし、利用できる地域や会員条件、送料、最低注文金額などはサービスごとに異なります。
代替サービスを選ぶ際は、従来のイトーヨーカドーネットスーパーで購入していた商品が取り扱われているか、配達時間が生活スタイルに合うか、送料込みで割安になるかを確認してください。
【プロの結論】イトーヨーカドーの撤退から見えるネットスーパーの本当の課題
今回の撤退で見えてきたのは、ネットスーパーの競争が単なる品ぞろえや配送スピードの勝負ではないということです。
イトーヨーカドーは、長年にわたって培ってきた店舗運営と商品調達のノウハウを持っていました。新横浜センターへの大型投資も、宅配事業を拡大するための戦略的な取り組みでした。
しかし、物流設備を整え、配送能力を増やしただけでは、利益を生み出せるとは限りません。設備投資、在庫管理、店舗作業、配送人員、アプリの使い勝手、商品価格など、複数の要素を同時に最適化する必要があります。
従来型ネットスーパーの撤退とONIGOとの提携は、イトーヨーカ堂が自社だけで物流と配送のすべてを担うモデルから、専門事業者と役割を分担するモデルへ移行したことを示しています。
この変更は、利用者にとっても一長一短です。注文から短時間で商品を受け取れる利点がある一方、送料や商品価格、ポイント制度、欠品対応などは従来サービスと同じではありません。
したがって、2026年にイトーヨーカドーのネットスーパーを利用する場合は、次の3点を判断基準にすることをおすすめします。
- 配達エリア:自宅の郵便番号でイトーヨーカドーの対象店舗が表示されるか。
- 総支払額:商品価格・送料・手数料・優先配達料金を含めて納得できる金額か。
- 配送条件:希望する時間帯に配送枠があり、欠品時の対応も自分の希望に合っているか。
この3点を確認すれば、従来型ネットスーパーから新サービスへの移行で失敗するリスクを減らせます。
【イトーヨーカドーネットスーパー撤退】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:イトーヨーカドーのネットスーパーは完全に終了したのですか?
A1:従来型のネットスーパーは2025年2月12日に営業終了しました。ただし、宅配サービスそのものがなくなったわけではありません。現在はONIGOと連携した「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」が展開されています。
Q2:458億円の特別損失は何に使われたお金ですか?
A2:正確には458億7700万円で、ネットスーパー事業からの撤退に伴う関係会社事業関連損失です。単純な配送費や利用者への返金ではなく、撤退に伴って計上された会計上の損失です。
Q3:2026年現在、ONIGOの送料はいくらですか?
A3:基本送料は商品代金6,000円未満で490円、6,000円以上12,000円未満で330円、12,000円以上で無料です。別途、注文金額に応じた手数料や、優先配達を利用する場合の220円が加算されます。
Q4:ONIGOは全国どこでも利用できますか?
A4:いいえ。2026年10月現在、公式の配達エリア一覧には11都府県が掲載されていますが、各都府県の全域が対象ではありません。郵便番号7桁を入力して、自宅が対象地域か確認してください。
Q5:ONIGOでイトーヨーカドーの商品を店頭価格で購入できますか?
A5:提携発表時には主要約2,000品目を店頭とほぼ同じ価格にする方針が示されました。ただし、すべての商品が店頭価格と同じではありません。ONIGO公式FAQでも、デリバリー価格と店頭価格が異なる場合があると説明されています。
Q6:イオンネットスーパーとONIGOはどちらがおすすめですか?
A6:当日配送や短時間での受け取りを重視するならONIGO、担当店舗からの予約配送や店舗受け取りを利用したいならイオンネットスーパーが候補になります。最終的には配達エリアと商品価格、送料を比較して選ぶのがおすすめです。
まとめ:イトーヨーカドーの宅配はONIGOへ移行、2026年は料金とエリアの確認が重要
イトーヨーカドーの従来型ネットスーパーは、収益化の難しさを背景に2025年2月12日をもって営業終了しました。撤退に伴う458億7700万円の特別損失や、新横浜物流センターの運営見直しは、同社の宅配事業が大きな転換点を迎えたことを示しています。
一方、2025年2月14日にはONIGOとの連携による新サービスが93店舗でスタートし、2026年10月現在も宅配サービスは継続しています。
ONIGOは最短40分の配送や豊富な食品・日用品の取り扱いが魅力ですが、配達エリアは限定的で、送料と手数料も注文金額によって変わります。
従来型サービスの終了を「イトーヨーカドーの宅配がなくなった」と捉えるのは正確ではありません。実態は、従来の運営モデルを終了し、外部の配送システムと組み合わせた新しいサービスに切り替えたということです。
これから利用する人は、まず郵便番号で配達エリアを調べ、注文画面で商品価格と追加料金を確認してみてください。自分の生活圏と買い物スタイルに合っていれば、ONIGOは従来のネットスーパーに代わる便利な選択肢になります。
主な情報源・確認資料
- イトーヨーカ堂「イトーヨーカドーネットスーパー営業終了に関わるお知らせ」(2024年10月11日)
- セブン&アイ・ホールディングス「2024年度第2四半期(中間期)決算説明資料」
- ONIGO公式「イトーヨーカ堂との資本業務提携・新サービス開始のお知らせ」「よくある質問」「配達エリア」
- イオンネットスーパー公式FAQ
- App Store「イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO」評価・レビュー
- 流通ニュース、Impress Watch、流通業界専門メディアの関連報道