周東佑京の経歴と2026年成績は?5度の盗塁王、世界記録と故障後の現在を徹底解説
福岡ソフトバンクホークスの周東佑京(しゅうとう・うきょう)選手は、圧倒的な走力と広い守備範囲を武器に、日本球界を代表する外野手へと成長した選手だ。群馬県太田市出身で、2017年の育成ドラフト2位からプロ入り。2020年には13試合連続盗塁という世界的な記録を打ち立て、育成選手出身として初めて盗塁王を獲得した。
2026年10月現在、周東は盗塁王を通算5度獲得し、4年連続のタイトル獲得を達成。2024年、2025年には2年連続でゴールデングラブ賞にも選ばれている。2026年は左膝裏の故障による離脱も経験したが、レギュラーシーズン127試合に出場し、30盗塁でパ・リーグ最多を記録。日本シリーズでもソフトバンクの日本一に貢献した。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 経歴:群馬県太田市出身。2017年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団し、育成出身初の盗塁王となった。
- 歴史的記録:2020年10月30日に13試合連続盗塁を達成。2026年終了時点で盗塁王は通算5度、4年連続となった。
- 現在:2026年は127試合、打率.275、30盗塁。左膝裏の故障から復帰し、日本シリーズでは打率.313を記録した。
【周東佑京】出身・プロフィールと経歴!読み方や学歴も紹介
周東佑京は1996年2月10日生まれ。群馬県太田市出身で、福岡ソフトバンクホークスに所属する右投左打の外野手だ。背番号は23。2026年には30歳を迎え、走攻守のバランスに優れた主力選手として活躍している。
名前の読み方は「しゅうとう・うきょう」。検索では「周東右京」と入力されることもあるが、正しい漢字表記は「周東佑京」である。
身長180cm、体重74kg。主なポジションは外野手で、特に中堅守備では持ち前の俊足を生かした広い守備範囲が持ち味となっている。内野手としてプレーした経験もあり、プロ入り当初は内外野をこなすユーティリティー性も評価されていた。
出身校は東京農業大学第二高校。高校卒業後は東京農業大学北海道オホーツクに進学し、大学野球を経験した。高校から大学へと進むなかで技術と身体能力を磨き、プロ入りへの道を切り開いた。
2017年の育成選手ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受ける。当初から支配下選手として契約したわけではなく、育成選手としてプロのキャリアをスタートさせた。
育成から支配下、そして球界を代表する盗塁王へ。周東の経歴を理解するうえでは、この段階的な成長が欠かせない。
【育成選手から主力へ】周東佑京のプロ入り後の転機
周東のプロ入り後の大きな転機は、2019年3月26日の支配下登録だった。育成選手として実力を示し、プロ2年目にして正式な支配下選手へ昇格した。
同年4月9日の北海道日本ハム戦では、プロ初盗塁を記録。代走として出場した場面で二盗を成功させ、持ち味である走力を一軍の舞台でも発揮した。
2019年は102試合に出場して25盗塁を記録。打率は.196だったが、出塁後の走塁や代走としての存在感を高め、翌年の飛躍につなげた。
そして2020年、周東は103試合に出場し、50盗塁を記録。パ・リーグの盗塁王に輝いた。これは育成ドラフト入団選手として初めての打撃部門タイトル獲得でもあった。
この受賞によって、周東は単なる俊足の代走選手から、チームの攻撃を組み立てる重要なレギュラー候補へと立場を変えていく。
その後も2021年は21盗塁、2022年は22盗塁、2023年は36盗塁と数字を積み重ねた。2023年には再び盗塁王を獲得し、2024年には41盗塁で2年連続、2025年には35盗塁で3年連続のタイトルを手にしている。
2025年は故障によって出場試合数が96試合にとどまったものの、盗塁数ではリーグトップを維持した。限られた出場機会でも走塁の価値を発揮できることを示したシーズンだった。
【盗塁王5度・世界記録】13試合連続盗塁の経緯と記録の凄さ
周東佑京の名前を全国的に知らしめた最大の記録が、2020年10月に達成した13試合連続盗塁だ。
当時の周東はシーズン終盤に驚異的なペースで盗塁を成功させていた。10月16日の楽天戦から連続試合盗塁を続け、10月29日のロッテ戦では、阪急の福本豊が保持していた日本記録の11試合連続盗塁を更新した。
翌30日の西武戦でも盗塁を成功させ、記録を13試合連続に伸ばした。これにより、1969年にバート・キャンパネリスが記録したメジャーリーグの12試合連続盗塁も上回った。
日本プロ野球の記録更新にとどまらず、当時のNPBとMLBの連続試合盗塁記録を超えた快挙として、世界記録として報じられた。
この記録が特別なのは、単に足が速いだけでは達成できない点にある。連続して盗塁を成功させるには、出塁する能力、投手の動きを読む判断力、スタートのタイミング、走塁技術、そして失敗を恐れず次の試合でも挑戦する継続性が必要だ。
2026年までの盗塁王獲得年度は、2020年、2023年、2024年、2025年、2026年の5シーズン。2023年から2026年までは4年連続となっている。
つまり「盗塁王4回」という情報は2025年終了時点では正しいが、2026年シーズン終了時点では通算5回に更新されている。
2026年7月15日には、日本ハム戦でプロ通算250盗塁も達成した。プロ初盗塁から着実に積み上げてきた数字であり、単年のタイトルだけでは測れない継続的な実績を示している。
【2026年最新成績】周東佑京の現在地とゴールデングラブ賞
2026年の周東は、レギュラーシーズン127試合に出場。打率.275、133安打、4本塁打、39打点、30盗塁という成績を残した。出塁率は.337、長打率は.362、OPSは.699だった。
特に注目したいのは、盗塁数が30に達していることだ。盗塁死は5回で、盗塁成功率は.857(85.7%)。パ・リーグ最多の30盗塁で、4年連続5度目の盗塁王を獲得した。
2026年は127試合に出場し、前年の96試合から出場数を大きく伸ばした。左膝の故障を経験しながらも、キャリアハイの出場試合数を記録した点は見逃せない。
NPB公式サイトの年度別成績をもとに、主なシーズンの数字を整理すると次のようになる。
| 年度 | 試合数 | 打率 | 盗塁数 | 主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 102 | .196 | 25 | 支配下登録・一軍定着 |
| 2020年 | 103 | .270 | 50 | 初の盗塁王・13試合連続盗塁 |
| 2021年 | 70 | .201 | 21 | 走塁の経験を蓄積 |
| 2022年 | 80 | .267 | 22 | 通算100盗塁を達成 |
| 2023年 | 114 | .241 | 36 | 2度目の盗塁王 |
| 2024年 | 123 | .269 | 41 | 3度目の盗塁王・GG賞初受賞 |
| 2025年 | 96 | .286 | 35 | 4度目の盗塁王・GG賞2年連続受賞 |
| 2026年 | 127 | .275 | 30 | 5度目の盗塁王・4年連続受賞 |
※成績はレギュラーシーズンのもの。盗塁王の受賞回数は2020年、2023~2026年の合計。
周東は走塁だけでなく、守備面でも高い評価を受けている。2024年には三井ゴールデン・グラブ賞を初受賞し、2025年には2年連続2度目の受賞を果たした。
2025年はけがによる2度の登録抹消があり、96試合の出場にとどまった。それでも外野手として249刺殺、5補殺を記録し、俊足を生かした守備を評価されている。
2026年のゴールデングラブ賞については、10月29日時点で受賞者発表前となっている。2024年、2025年の2年連続受賞と、2026年の盗塁王獲得は分けて捉える必要がある。
【故障の影響】左膝の手術と2026年の復帰までを時系列で解説
周東のキャリアを語るうえで避けられないのが、左膝のコンディション問題だ。俊足を最大の武器とする選手にとって、膝の状態は盗塁だけでなく、守備範囲や走塁判断にも関係する重要な要素となる。
2024年シーズンは123試合に出場し、打率.269、41盗塁を記録。2年連続3度目の盗塁王を獲得した一方、シーズン中から左膝に痛みを抱えていた。
2024年11月9日、球団は周東が東京都内の病院で左膝蓋靱帯に対する超音波腱剥離術を受け、手術が無事終了したと発表。復帰まで約4か月を要する見込みとされた。
この手術は翌シーズンに向けたコンディション調整にも影響した。2025年は96試合の出場にとどまったが、35盗塁を記録して盗塁王を獲得。守備面でもゴールデングラブ賞を受賞し、故障と向き合いながら結果を残した。
さらに2026年9月12日のロッテ戦では、中堅守備でダイビングキャッチを試みた際に左膝裏を負傷。試合途中で交代し、翌13日に検査を受けた。
9月18日には出場選手登録を抹消。小久保裕紀監督は、クライマックスシリーズに万全の状態で臨むことを優先し、治療とコンディショニングに充てる考えを説明した。
その後、回復は順調に進み、9月30日に一軍練習へ合流。10月1日の楽天戦でスタメン復帰を果たした。復帰時には「ほとんど100パーセントの状態で動ける」と現状を説明している。
10月1日の復帰戦では安打を放ち、29個目の盗塁にも成功。翌日には盗塁数をさらに伸ばし、最終的に30盗塁でシーズンを終えた。
この経緯から見えるのは、故障によって走力が失われたわけではなく、出場機会やコンディションを管理しながらパフォーマンスを維持してきたということだ。2026年に127試合へ出場できたことは、前年からの回復を考えるうえでも重要な材料となる。
【2026年10月最新】日本シリーズでの活躍と今後の役割
2026年の周東は、レギュラーシーズン終了後も重要な役割を担った。クライマックスシリーズのファイナルステージでは3試合に出場し、10打数4安打、打率.400を記録。故障から復帰した後も、打撃面で存在感を示した。
続くSMBC日本シリーズ2026では、福岡ソフトバンクホークスが横浜DeNAベイスターズを4連勝で下し、2年連続13度目の日本一に輝いた。
周東は日本シリーズ全4試合に出場。NPB公式記録では、16打数5安打、2二塁打、2得点、1盗塁、打率.313を記録している。
第2戦では右中間への打球を処理する守備を見せたほか、打撃でも二塁打を放ち、走塁面でも相手に圧力をかけた。第3戦では「2番・中堅」で先発出場。上位打線の一角として、攻撃と守備の両面を支えた。
2026年の周東に求められる役割は、単に盗塁数を増やすことだけではない。
一つ目は、上位打線での出塁とチャンスメーク。打率.275、出塁率.337という数字を土台に、塁に出て相手バッテリーへプレッシャーをかけることが期待される。
二つ目は、中堅手としての守備力だ。俊足を生かした守備範囲は、投手の失点を防ぐ重要な要素となる。ゴールデングラブ賞を2年連続で受賞した実績も、その評価を裏付けている。
三つ目は、故障を再発させないためのコンディション管理。2024年の手術と2026年の左膝裏の負傷を経験しただけに、今後は出場試合数だけでなく、シーズンを通じて安定した状態を維持できるかも注目点となる。
【プロの結論】周東佑京の本当の価値は盗塁数だけでは測れない
周東佑京を評価するとき、盗塁王の獲得回数や世界記録だけに注目すると、選手としての全体像を見落とす可能性がある。
重要なのは、走力を攻撃・守備の両方に結び付けられる点だ。
例えば、出塁した周東が一塁にいるだけで、相手投手や捕手は盗塁への警戒を強めなければならない。結果として投球や守備の判断に影響が及び、後続打者が攻撃しやすい状況を生み出すこともある。
また、外野守備では打球への到達速度が守備範囲を左右する。俊足は盗塁という個人記録だけでなく、チーム全体の失点防止にもつながっている。
選手としての実力を判断するなら、次の4つの視点が有効だ。
①盗塁成功率:盗塁数だけでなく、盗塁死を含めた成功率を見る。2026年の成功率は.857で、30盗塁を成功させている。
②出塁能力:盗塁は出塁して初めて成立する。2026年の出塁率.337は、周東の走塁能力を支える重要な数字だ。
③守備への貢献:外野手としての守備範囲や捕球能力も評価する。ゴールデングラブ賞の受賞歴は、その実績を確認する材料になる。
④年間を通した稼働率:故障の影響を受けやすい走力型の選手だからこそ、出場試合数やシーズン後半の状態も見逃せない。2026年の127試合出場は、2025年の96試合から改善した数字だ。
育成ドラフトから始まったキャリア、13試合連続盗塁という世界的な記録、5度の盗塁王、2年連続のゴールデングラブ賞。これらを総合すると、周東は走塁専門の選手ではなく、攻守両面で試合の流れを変えられる外野手として評価すべき存在だ。
【周東佑京】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:周東佑京の読み方は?
A1:正しくは「しゅうとう・うきょう」。漢字表記は「周東佑京」で、「周東右京」ではない。
Q2:周東佑京は盗塁王を何回獲得している?
A2:2026年シーズン終了時点で通算5回。2020年に初受賞し、2023年、2024年、2025年、2026年と4年連続で獲得している。
Q3:13試合連続盗塁は本当に世界記録?
A3:2020年10月30日に達成したプロ野球の連続試合盗塁記録。日本記録の11試合と、当時のMLB記録の12試合を超える13試合連続盗塁として世界記録を樹立した。
Q4:周東佑京の2026年の成績は?
A4:レギュラーシーズン127試合に出場し、打率.275、133安打、4本塁打、39打点、30盗塁を記録。パ・リーグの盗塁王に輝いた。
Q5:周東佑京は故障から復帰している?
A5:2026年9月12日に左膝裏を負傷し、18日に出場選手登録を抹消された。その後、10月1日の楽天戦でスタメン復帰。クライマックスシリーズと日本シリーズにも出場している。
Q6:ゴールデングラブ賞は何回受賞している?
A6:2024年に初受賞し、2025年に2年連続2度目の受賞を果たした。2026年度の受賞については、10月29日時点では発表前となっている。
Q7:周東佑京の出身地と出身大学は?
A7:群馬県太田市出身。東京農業大学第二高校を卒業後、東京農業大学北海道オホーツクに進学した。
まとめ:周東佑京は2026年も球界屈指のスピードスター
周東佑京は、群馬県太田市から大学野球を経て、2017年の育成ドラフト2位でソフトバンクに入団した選手だ。育成選手から支配下登録を勝ち取り、2020年には育成出身初の盗塁王と13試合連続盗塁の世界記録を達成した。
その後も2023年から2026年まで4年連続で盗塁王を獲得し、通算5度のタイトルホルダーとなった。2024年、2025年にはゴールデングラブ賞も2年連続で受賞している。
2026年は左膝裏の負傷による一時離脱があったものの、127試合に出場して30盗塁を記録。クライマックスシリーズでは打率.400、日本シリーズでは打率.313を残し、チームの2年連続日本一にも貢献した。
今後の注目点は、盗塁王という実績をさらに積み重ねられるかだけではない。打撃、外野守備、走塁のすべてを高い水準で維持し、故障を管理しながら年間を通して活躍できるかが重要になる。
育成選手から世界記録保持者、そして複数回の盗塁王へ。周東佑京のキャリアは、プロ野球において自分の武器を磨き続けることが、どれほど大きな可能性につながるかを示している。
主な参照資料・記録確認: 日本野球機構(NPB)公式年度別成績・2026年盗塁ランキング、福岡ソフトバンクホークス公式選手名鑑・記録達成資料、三井ゴールデン・グラブ賞公式受賞記録、パ・リーグ公式メディア、日刊スポーツの2026年10月報道。
(出典: 周 東 右京(Yahoo!ニュース))